内視鏡検査は、受けるように医師から診断を受けたら、早めに受けるのがおすすめです。
時間もかかるので後回しにしようと考える方もいますが、がんの早期発見もできるので、症状が進行してしまう前に受けておきましょう。
ただし、どこで受けるかはしっかり検討しておく必要があります。
内視鏡検査は浜松でも行われていますが、浜松でもどこで受けるかによって、満足度が変わってくるためです。
ここでは浜松を例に、内視鏡検査を受けるクリニックの選び方をご紹介します。
どうして内視鏡検査を受けるクリニックは選ぶ必要があるの?
内視鏡検査を受けるように医師からいわれたのであれば、そのクリニック内でも内視鏡検査も受けられるケースは多いでしょう。
しかし内視鏡検査は、便潜血検査やピロリ菌の検査のように、便や呼気で調べられるような検査ではありません。
食道や胃、肛門や大腸といった場所を詳細に観察するために、CCDカメラ(小型カメラ)を搭載した管を体内に入れる必要があります。
その際、痛みや苦しさを感じるか、検査中に起きている必要があるかなどの快適さは、医師の技術やクリニックが採用している検査方式によって変わります。
また、医師の経験が浅いと、ごく小さながんやその兆候を見落としてしまうケースもあるのです。
満足度の高い検査を受けるためにも、浜松内ではクリニックを比較してから受けることをおすすめします。
内視鏡検査は浜松でどう選ぶ?
浜松内で内視鏡検査を受けるクリニックを選ぶときは、下記のような点に注意して選びましょう。
医師の人柄や実績、口コミをチェック
内視鏡検査を受け付けているクリニックは、ホームページを持っていることが多いでしょう。
ホームページからは、在籍している医師(特に院長)の人柄・方針、実績などがわかります。
内視鏡検査に力を入れていれば、どれほどの件数を対応してきたか、その満足度はどうか、今までどのような論文を発表してきたかなど、詳細に記載しているでしょう。
実績を積んで、技術的に優れ、知識もある医師であれば、詳細な検査結果を得ることができるはずです。
痛さや苦しさが気になる人は麻酔や鎮静剤に注目
同じ浜松のクリニックでも、検査時に鎮静法は異なります。
あるクリニックでは麻酔、また別のクリニックでは鎮静剤といった形です。
人によって好みや体質が異なるのでどちらが良いとは必ずしもいえませんが、鎮静剤であれば意識がぼんやりとし、眠ったような状態にできます。
その状態であれば、苦しさや痛みをほとんど感じることはありません。
検査が不安、緊張感があってストレスというときでも安心です。
距離・費用はあまり考えない
近場のクリニックで受けたい、安いところの方が良い、と考える方も多いかもしれません。
しかし、内視鏡検査は2年に一度、あるいは3年に一度といったペースで受ければ問題ありません。
頻繁に受けるものではないので、クリニックまでの距離や費用はあまり考えない方が良いでしょう。
浜松内で腕利きの医師や、希望する麻酔・鎮静剤を使用してくれるクリニックがあるなら、ある程度遠くてもそちらに行くべきでしょう。
また、医師が必要と判断した場合は保険も適用され、3割負担になります。
クリニックによって費用は異なりますが、ポリープ切除といった比較的重めの処置をしたとしても、30,000円ほどになるはずです。
ポリープは、がん化するものもあります。
「高くなるからポリープ切除はやめておこう……」と考えるのではなく、腕の良い医師と設備が整っているクリニックで切除してもらうと良いでしょう。
ポリープを切除することで、放置して良い良性のポリープなのか、がん化するおそれのある悪性のポリープなのかといった検査も可能になります。