浜松のクリニックで内視鏡検査を受ける。判明する代表的な病気とは
初めて浜松のクリニックで内視鏡検査を受ける方の中には、一体どのような病気が見つかるのだろうか……と不安を覚えている方もいるでしょう。
そこで今回は、内視鏡検査で分かる代表的な病気をいくつかお話ししていきます。
胃の内視鏡検査でわかる病気
浜松のクリニックで行なっている胃の内視鏡検査では、食道・十二指腸・胃の粘膜を直接確認することになります。
その際に疑わしい箇所があれば、組織をそのまま採取することになるでしょう。実際にわかる代表的な病気としては下記があげられます。
・急性胃炎
飲酒や薬の副作用で起こることが多い病。早期に適切な検査と治療を行えば、短期間で症状が解消する。
・慢性胃炎
胃の痛みやムカムカの原因でもあるが、無症状であることも多い。慢性的な炎症が続くことで胃粘膜に萎縮が起こり、潰瘍や胃がんに進行することもある。主な原因はピロリ菌で、除菌治療の成功によって炎症の再発リスクが大幅に減少する。
・逆流性食道炎
胃液が食道に逆流して、食道の粘膜に炎症を起こしている状態。食道粘膜の炎症が長時間続くと食道がんリスクが上昇するため、早期の治療が大切。
・早期の胃がん
症状が出ていない早期の胃がんを発見できる。さらに内視鏡を用いて治療が可能。
大腸の内視鏡検査でわかる病気
浜松のクリニックで行なっている大腸の内視鏡検査でも、胃と同じように粘膜を直接観察して、疑わしい箇所があれば組織を採取します。
検査で分かる代表的な病気としては、下記があげられます。
・早期の大腸がん
早期大腸癌には自覚症状がほとんどないことから、内視鏡検査が重要な役割を担っている。早期の大腸癌であれば、適切な治療によって完治が望める。
・進行大腸癌
粘膜の表層から癌が侵入して、そのまま進行している状態。他の臓器やリンパ節への転移が起こっている可能性もある。入院をして外科手術が必要。
・潰瘍性大腸炎
大腸に慢性的な炎症が出ている状態。原因がまだ特定されていないため、国の難病指定を受けている。
・大腸脂肪腫
大腸に脂肪の腫瘍(塊)ができている状態。巨大化すると腫瘍が便の妨げになるため、発見された際には経過観察が必要。